北野戦を観戦してきました

船井 慎互(高33期)

近藤 愛海(高72期)

11/3北野戦が天王寺高校で開催されました。

今年の優勝校は男子が北野高校、女子が天王寺高校となりました。

 

<男子> 天王寺 0―2 北野(5-25/19-25

<女子> 天王寺 2―0 北野(25-16/25-12)

 船井さんからコメントをいただいています。

 

 男子は、昨年・1昨年は北野戦を連覇したが、今年は、前のチームでレギュラーだった者も少なく、楠本キャプテンの下、新チーム作り真っただ中といった感じだった。北野高校は今回のチームで先の部別で2部に上がってきているので、チーム力としては天王寺を上回っている感じだった。特に北野の高いブロックに苦しめられたが、楠本君にしてもエース対角の三宅君にしても、ストレートに打ってワンタッチを取るという意思をしっかりと持って対応していた。三宅君は思い切りの良いアタッカーで相手ブロッカーを弾いたりクロスに打ち込んで決めたりもしていた。センターからは高山君のAが時折決まっていた。まだまだ完全にミートできずに相手に拾われるケースも多かった。1セット目はオープン単体の単調な攻撃

が多くシャットアウトされるケースも多かったが、2セット目では高山君のAを絡めて相手ブロック枚数を引き付けさせてレフトから決めるという場面もあったのでこれからという感じ。セッターの植杉君は高校からバレーを始めたとは思えないくらい、レシーブはうまいと思った。トスもすべてジャンプトスで上げていたしセンスを感じた。高山君とのコンビには未だばらつきがあるが今後が楽しみ。2セット目に出場した1年生セッターの片山君はバレー経験者ながらセッターは初めてということ。まだオープントスが乱れることがあるが、既にA、バックトスもしっかりと上げていた。

 女子は、昨年に引き続き天王寺が北野をサーブ力で圧倒したという感じの試合だった。特にキャプテンの若林さんのサーブがよい。昨年のチームでレギュラーだった者も多く残っており、攻撃力は昨年よりも増していると思う。何より明るいチームでミスがあっても切り換えが早い。北野高校もサーブの良い選手がおり、オープンあるいはバックからの鋭いスパイクがあったが、天王寺の好サーブの前になかなかアタッカーまでつなげられなかったという印象だった。

 

 連休の初日だったが、尾崎先生からの呼びかけもあり70期以降のOBOGが多く集まってくれ、随所に現役の見本となるような切れのあるサーブ、スパイクを見せてくれた。