船井 慎互(高３３期)
秋津 日向(高７３期)
6／4男子の近畿予選観戦のため市立堺高校に行ってきました。
奮闘むなしく初戦敗退となってしまいました。
＜近畿予選結果＞初日
〇天王寺 0―2 寝屋川（23-25/21-25）
船井さんからコメントをいただいています。
女子の観戦に続いて、1セット目の終盤から観戦に駆けつけた。
先の部別では1部残留を果たした勢いそのまま、初日は何とか突破してくれるものと思っていたが、相手の寝屋川がとにかく良かった。寝屋川は先の部別で2部から1部に昇格してきたチーム。速攻については互角かと思われたが、ライトからの左のエースに苦しめられた感がある。サーブ、ブロックで天王寺を若干上回っていた様に思うが、実力は拮抗していた。
天王寺は、キャプテンの佐藤君が腰痛のため戦列に加わることができなかった。
エースの北谷君は今日も絶好調だった。ライトからバックからセンターからと打ちまくってくれた。打ったアタックが殆ど決まっていたのがすごい。桑村君、岡田君も好調でレフトから強打を打ち込んでくれたが、相手の高いブロックに捕まることが多かった。センターの堀之内君はセッター橋本君とのコンビがよく合っていて、何度もＡクイックを叩き込んでくれた。決まりはしなかったが、橋本君がワンハンドで上げたトスを打つシーンがあった。ブロックでも良く抑えていた。決めた後の堀之内君のガッツポーズがチームを盛り立てた。
守備でも、ブロックフォロー含めしっかりと繋ぎのプレーが出来ていたと思う。リベロの吉川君は今日も攻撃的な守備で、相手の強打を前方に体を滑り込ませて拾うなど、絶えず切れのあるレシーブでチームを支えた。
試合の方は、1セット同様、最後まで取ったり取られたりのタフなゲームとなった。今日の試合は、北谷君のバックアタックが多かったと思う。17-17も、彼のバックアタックで追いついた。前衛に戻っては、センターに回り込んで鮮やかに時間差を決め20-23とした。更にライトからも決めて21-23としまだまだあきらめない。
21-24となり、最後はライトから北谷君がスパイクを放ち、相手ブロックに当たって大きく跳ね上がり、打ち直すも再びブロックに捕まり、吉川君が足で蹴り上げようとしたが、繋ぐことはできず敗退してしまった。膝に手をついて力尽きたといった姿が今日の試合を物語っていたと思う。
敗因としては、特に後半、北谷君にボールを集めすぎてしまったことで相手がブロックしやすい状況を作ってしまったことにもあると思う。逆に言えば、それだけ相手のサーブやスパイクが良く、レシーブから速攻に繋げられなかったのだと思う。レフト側からの攻撃では相手の高いブロックに捕まることが多かったこともある。この試合が引退試合となりましたが、敗れはしたものの私が見た中でも集中力の高い最高のプレーを見せてくれたと思います。応援していた後輩たちにもすばらしい試合を見せることができて次につなげてくれたと思います。
大久保先生、米島コーチ、選手の皆さん、応援に駆けつけてくれた石川桃陰会会長,76期女バレの皆さん、保護者の皆様 本当にお疲れ様でした。