男子部別を観戦してきました

船井 慎互(高33期)

秋津 日向(高73期)

417男子部別(1部リーグ)観戦のため桃山学院高校に行ってきました。

何とか1部残留を決めてくれました。

 

<部別結果>1部リーグ

〇天王寺 21 和泉(20-25/25-20/25-16

〇天王寺 02 桃山学院(15-25/17-25

〇天王寺 02 登美丘(21-25/19-25

石川桃蔭会会長からコメントをいただいています。

 現役の皆さんは着実に力をつけており、それが現れたのが初戦の和泉高校戦だったと思います。1セット取られた後もあせることなく、自分たちの良いプレーで2、3セットは圧倒してましたね。3戦目の登美丘高校戦は、力はほぼ互角で勝ちたかった相手ではありましたが、エースとセッターが足をつるというアクシデントで仕方なかったかなと思います。3年生の最終戦に向けてさらにレベルアップしてくれたら、彼らの今後の人生でもかけがえのない財産になるのではないかと思います。

 

越川マネージャーからもコメントをいただいています。

 一部3位となんとか一部に残留することができて嬉しく思います。本来の実力を発揮できればもっといけたのではという悔しさもありますが、その悔しさは後輩に引き継いでいってほしいです。
 試合全体を通してサーブミスなどもったいないミスが対戦校よりも多く見られたように思います。個々の技術は日々の練習や春休みに行った強化練習で確実に伸びていると思います。しかし、試合での小さなミスが積み重なり、相手に流れを持っていかれてしまうというようなことがこの部別だけでなくこれまでにもあったと思うので新たな課題点についてチーム全体で向き合おうと思います。

 

米島コーチからもコメントをいただいています。

 今回は7677期で挑む最後の部別でしたので、チーム全体としては気合十分で挑んだ大会となりました。結果から言うと一部残留ということで次の世代にいいバトンは渡せたのかなと思います。

 さて試合の総評ですが、合宿を経て全体的にしっかり成長してきているなという感じでした。この代のエースである北谷幸太郎さんは大会を増すごとに自分の攻撃で切るという姿勢がより顕著になっていて、より頼もしくなっています。そんな彼に負けることなく強くなっています。その中でも特にレフトの桑村佳吾さんの成長は今大会で一番でした。特に1試合目の和泉戦では彼の活躍がとてもチームに刺激になり、逆転勝利へと繋がる貢献をしてくれました。2試合目の桃山学院戦は点差としては完敗というとこでありましたが、自分たちの攻撃が通じるところもあったので負けはしましたが自信にはつながるそんなセットになりました。最終戦の登美丘戦では試合全体を通しては途中でエースが足をつるというハプニングもあり、負けてしまいました。勝てなくて悔しい部分がありましたが、それよりもエースが苦しい時にチームがエースを支える準備ができていなかった点は次回大会までに修正しなければならないなと感じました。チーム全体の動きとしてはブロックもしっかり機能しており、攻撃も申し分ないほどに成長しているのは間違いないです。一方で現役生永遠の課題であるサーブミスが目立つ試合だったかなと思います。ただ全体のレベルとしては上がっているので、上がっているという自覚を持ってもらって自分に自信を持ってこのまま最後まで走り抜けて欲しいです。

私も最後の最後までチームを強くできるよう頑張っていきます。

 

 

船井さんからもコメントをいただいています。

 今日は、エースの北谷君のセンターからの時間差攻撃が良く決まっていた。公立校戦で見た時は、レフトアタック、バックアタックが中心だったが、センターからの攻撃が加わって安定した得点力に繋がっているように思う。攻撃に幅が出て安定感も増した感がある。バックアタックはリスクが高いと感じたか少し控えていた様に思う。試合前の公式練習でもAクイックを打つ練習をしていたが、ラリーが続いて不十分な体勢から攻撃をする場面での適応力を高める上で効果があると思う。また、桑村君のスパイクが良かったと思う。公立校大会の時よりミスが減り決定率が上がった。基本的にはレフトオープン中心だが、今後センターからの攻撃(時間差)ももっと増やしていけばさらに良くなるのではないか。

2試合目の桃山学院戦。完成度の高いコンビバレーのチーム。A、B、C、D、レフト平行、ライト平行、バックアタック、時間差と変幻自在に打ち込んできたのはさすが。セッターの踊るような早いトス回しで離れた位置からでも縦にA、B、C、D、平行までねじ込んでくる。ジャンプトスから攻撃すると見せかけて相手ブロックを飛ばせ、かわすようにセンターセミを上げてくるシーンもあった。セッターの一人時間差ということか。天王寺は相手の速いトス回しにブロッカーが付いていけず苦しめられた。今日も堀之内君のAクイックが要所で良く決まってはいたが、どうしてもセッターにAパスが入った場合に限られるので、桃山学院のように縦パスも練習してプレーの幅を広げてはどうかと思う。打てるツボも増えて安定感にもつながるはず。

3戦目の登美丘戦では、1セット目中盤、エースの北谷君が足をつってしまった。その後、彼はベストなパフォーマンスが出せなかったが最後まで出続けてくれた。登美丘戦はすでに残留が決定した状況だったので、無理をさせず他のプレーヤーに交代させても良かったのではないかと思う。今後、近畿予選を戦う上でもこうした事態は想定されるので控えのプレーヤーの益々の成長を望む。また、試合前の臨み方(アップ、ストレッチ)さらには体力(持久力)強化にもさらに取り組んでほしい。新入部員2名も応援に参加していた。

尾崎先生、米島コーチお疲れ様でした。