男子近畿予選観戦報告

男バレ顧問 尾崎 祐介 

船井 慎互(高33期)

近藤 愛海(高72期)

 

 近畿大会予選が5月29日、6月5日、6月12日の三日間行われました。男子は三日目まで勝ち進みましたが、惜しくも近畿大会進出は叶いませんでした。男子は今大会で引退となります。

 

5/29

天王寺 2-0 大阪商業大堺 (25-9/25-5)

6/5

天王寺 2-1 生野 (21-25/25-15/25-14)

天王寺 2-0 刀根山 (25-19/25-20)

6/12

天王寺 0-2 関大北陽 (18-25/17-25) 

 尾崎先生よりコメントをいただいております。

 

 近畿大会をかけた大一番の関大北陽戦、結果としては負けてしまい75期の3年生は今日で引退となってしまいました。

近畿大会予選3日めの会場は大商学園高校で、清風高校や昇陽高校など強豪校が集まる中での試合となりました。

 体育館にバレーコート1面だけを使ってという贅沢な環境で、試合開始前の生徒たちの表情はさすがに緊張した様子でした。

 試合にスムーズに入れるか少し心配していたのですが、先週の試合とはうって変わって、生徒たちは試合開始から集中して試合に臨めていました。レベルの高い長いラリーが続き、関大北陽相手に互角の勝負ができていました。

 エースの全君は、相手にしっかりマークされながらも、全日本を思わせるような強烈なスパイクを何本も決めており圧倒的な存在感を放っていました。

 サーブで崩してチャンスをもらって、Aパスでセッターに運び、センターの河徳くんが決めきるプレーや、相手のエースのスパイクを完璧にシャットアウトしたり、ラリーで粘り勝ったりと、この大一番で生徒たちは自分のできることを精一杯発揮してくれましたが、勝利には届きませんでした。

 この大一番でここまでのプレーをした生徒たちのことを素直に凄いと思います。船井さんをはじめOBOGの皆様に生徒たちの姿をお見せできなかったことが残念でなりません。

 試合後の最後のミーティングでは3年生一人ひとりが後輩たちに向かって熱いメッセージを述べていました。75期のバトンは次の7677期の代がしっかりと受け継いでいってくれると信じています。