部別前の練習を見てきました

船井 慎互(高33期)

 11/6久しぶりに天王寺高校で部別前の男女の練習を見てきました。

 

 男子の方は、キャプテンの中山君がセッターで平行やDクイックなどの練習をしていた。鑛納コーチが指導してくれていた。会うなり「このチームなかなか強いですよ」と言ってくれた。攻撃力については、右打ち左打ちのアタッカーがそれぞれ1年生含めて数名いて非常に頼もしいと感じた。近年でも稀にみるレベルではないか。

鍵はやはり急造セッターの中山君となるが、気が強く統率力があるのでなんとかやり切ってくれると思う。ボールを丁寧に裁こうというしているのが伝わった。サーブレについても、3名で上げることを目的に取り組んでいた。

 

 女子の方は、山本高校を迎えて練習試合をしていた。キャプテンの吉本さんはバックアタック含めどこからでもアタックを打ち込んでいて、また、サーブ、レシーブも良く、まさにオールラウンドプレーヤーである。溌剌としていて動きも機敏で精神的な支柱でもある。コロナ禍で天王寺のプレーヤーはいずれもマスクをしたまま練習試合に出ていた。藤本さんが怪我のため出場できず、1年生が3名入っていた。特に1年生の河原さんは小柄ではあるが、バレー経験者ということでレシーブ含めすべてのプレーに安定感を感じた。

チームとしては、攻撃面、守備面どこをとってもそつなくこなせていて合格点だと感じたが、1年生セッターの草野さんが急造セッターということもあり、レフトトスをアンダーで上げる場面が多く見られ精度に欠ける感があった。ただし、サウスポーの彼女のサーブはミスが少なく決定力が髙いと思った。本来はライトからアタッカーとして打たせたいところだがチーム事情もありもったいない感じもする。アタッカーの打ち損じをいかに少なくできるかということが鍵になるように思った。トスが乱れた場合のラストボールでもしっかりと相手にプレッシャーをかける頭脳プレーを期待したい。

 

 女子は11/14、男子は11/21部別となるが、是非頑張ってもらいたいものです。