男子近畿予選観戦報告

男バレ顧問  尾﨑祐介  

船井 慎互(高33期)

長野 怜香(高71期)

 

 6/6に男子近畿予選が日根野高校にて開催されました。残念ながら布施工科高校に負けてしまい、初戦敗退となりました。

 

 1試合目 vs布施工科(21-25/21-25)

 尾﨑先生からコメントをいただきました。

 

 3年生の引退試合である近畿予選は残念ながら初戦敗退という結果に終わってしまいました。今回の大会は緊急事態宣言の影響で3月末の大会以来、練習試合も含めての2ヶ月ぶりの試合で、練習時間・内容ともに制限を受けた環境での大会となりました。それに加えて試合一週間前から前日までレギュラーメンバーの中から立て続けに3人が怪我をするなどチーム状況としてもとても難しかったです。その中の一人であるセンターの大西君は靭帯損傷のため試合にでることは叶いませんでした。

 試合内容としては、本当に久しぶりの試合でしたが、体はよく動いておりこちらの攻撃はよく機能していました。ただ、コロナ対策の関係であまり声援を送ることができず、なかなかリズムに乗りきることができませんでした。勝敗の差を分けたのは、サーブとつなぎと試合進行の巧さの部分だと感じました。相手に一人強力なサーブを打つ選手がいて、その選手に8連続得点をとられてしまったり、ラリーが続いたときに繋ぎ負けてしまったり、なかなか欲しい場面で得点を取り切ることができませんでした。

 試合後は3年生だけでなく、2年生含めて泣き崩れてしばらく動くことができない様子でした。しかし、試合後のミーティングではチームメンバーに対する感謝などをお互いに言い合い、最後はみんな顔を上げて終えることができました。引退試合の結果としては本当に悔しい結果となってしまいましたが、彼らが経験した2年と少しのバレー部での繋がりと経験は彼らの今後に必ず繋がると思います。これから75, 76期の新チームが始まりますが、次の新チームでも今年の代のような繋がりを持ってくれればと思っています。

 

 

 怪我人が出たり、コロナで練習自体もなかなかできない中で精いっぱい戦ってくれたのですね。負けて選手たちが泣き崩れたということは、もっと良いパフォーマンスができたはずなのにというくやしさの表れだったのでしょう。私も何年か現役の試合を見てきましたが、めったに見られないことだと思いますし、今後ますます強くなるのではないでしょうか。卒業生たちもしっかりと指導してくれているというのも頼もしい限りです。

 

 尾﨑先生、お疲れ様でした。