男子部別観戦報告

船井 慎互(高33期)

男バレ顧問 尾﨑祐介

11/15 男子の秋の部別が近畿大学附属高校にて無観客で開催されました。

抽選で降格はありませんでしたが、強豪相手に持てる力をすべて発揮してくれ、できたことできなかったことも明確になった様です。

(1部リーグ結果)

1試合目  vs 近畿大学附属  (15-2519-25)

2試合目    vs 吹田東      (14-2520-25)

顧問の尾﨑先生から報告を頂きました。

 

秋の部別は、新チームとなってからの初めての公式戦でした。代理抽選で3チームゾーンを引き当てたため、2試合とも負けてしまいましたが3位となり、春の部別も1部に残留という結果になりました。

1試合目の相手の近畿大学附属高校は全国大会にも出場している強豪校です。1セット目は相手の強いサーブ、高い打点からのスパイク、早いトス回しに苦しめられ特にこれといった見せ場もなく、そのまま負けてしまいました。

2セット目は、1セット目のこともあり相手は少し余裕な感じで始まったのですが、こちらのセッターからの早い攻撃や、修正したリードブロックなどが綺麗にはまり、1セット目とはうって変わって天王寺がリードして序盤が進んでいきました。特にセンターブロックが相手の攻撃をほぼ完璧にシャットアウトし、ブロックポイントも連発し、レフトからの強烈なスパイクが決まったところで、近畿大学附属高校にタイムアウトを取らせるまでに至りました。その後も崩れることなく中盤の途中まではリードを保つことができ、あわよくばセット取れるかというところまでいったのですが最後は地力の差で離されて勝つことができませんでした。

2試合目の吹田東は、守備が上手なチームです。

1試合目の勢いそのままに天王寺のペースでいきたかったのですが、天王寺のリズムがかみ合わず、1試合目の様子を見ていた吹田東にブロックとの勝負を避ける軟打やフェイントを多用する攻撃にこちらが対応できず、つなぎ負けて1セットはほぼ何もできず負けてしまいました。

2セット目は、守備位置の修正などをしたおかけで1セット目よりもボールが繋がるようになりましたが、セットをとるまでは至らず負けてしまいました。

最後に今回の試合の成果と課題をまとめます。

成果は、9月の試合で連発していたサーブミスが減ったこと。ブロックが近畿大学附属高校を苦しめるほど機能したこと。スパイクも全く通用しなくはなかったことです。

課題は、吹田東戦で吹田東のスパイカーが天王寺のブロックとの勝負を避ける選択をし、選択肢をかなり絞ることに成功したにも関わらず相手の軟打やフェイントをつなげなかったこと。そして先ほどの課題に関連しますが試合中に相手の攻撃への対応が上手く出来なかったこと。最後に、サーブミスは減りましたが、相手に「天王寺のサーブは嫌だな」と思わせるところまではサーブで攻めれなかったところです。

成果とこれからの課題の両方を得られた1日になりました。

 

尾﨑先生、お疲れ様でした。