大阪高校総体が行われました

船井 慎互(高33期) 

9/6大阪高校総体が行われました。 

この試合は、コロナ対策のため無観客で行われましたので、男子は尾崎先生、女子は秋岡コーチから報告を頂きました。共に初戦から強豪と当たることになりました。 

(試合結果) 

男子 会場:桃山学院

1回戦 天王寺0vs2桃山学院(8-2513-25) 

女子 会場:豊島   

1回戦 天王寺0vs2大阪学芸(7-256-25

(男子観戦報告) 

バレーボール桃陰会の皆様、いつも温かいご支援ありがとうございます。男バレ顧問の尾崎です。 

今回の試合は今年度初めての公式戦となりました。天王寺にとっても3年生で唯一残ったセッターの前田君の引退試合、その他の2年生1年生にとっては初めての公式戦でした。 

コロナの影響でイレギュラーの連続で、元々7月に試合の予定が9月にずれたので、日程的にも文化展示発表会の翌日となり、直前の1週間はまともに練習ができないと、かなり苦しいスケジューリングとなってしまいました。また当日の開会式は中止、試合が始まる直前まで会場入りができず、参加者全員の検温、健康確認書の提出、体育館に入れる人数も制限し、試合中のハイタッチや大声での応援も控えるといったコロナ対策を並行しながらの試合となりました。 

 幸運だったのは会場が桃山高校と天高から近かったことです。当日の朝7時半から校内で練習をして、最後にミーティングをしてから会場に向かうことができました。 

 試合の方はさすがの強豪校桃山で、普段なら決まっているスパイクもブロックでシャットアウトされたり、ワンタッチでチャンスボールにされて強力なスパイクで切り返されたり、早いトス回しにブロックがついていけなかったりと、苦しい場面が多かったです。1セット目は8-25と見た目の点差は大きく開いてしまいましたが、特にライトの攻撃が機能したり、サーブレシーブで大きく崩されることはなかったりと、桃山相手に全く歯が立たないことはなく、セット間では、コーチの鑛納君の「1セット目の反省点を活かし、ブロックフォローにしっかりと入ること、ブロックをどうするか、レシーブのポジショニングなど、次のセットでどう巻き返すか」のアドバイスを中心にポジティブな気持ちで話し合いができていました。 

 2セット目は1セット目からの修正が活き、こちらのスパイクがブロックでつながれてもブロックフォローで繋がる場面が増え、そこからの切り返しで得点につながると言った場面や、相手のセッターのトス回しにふられて、ブロックがライトの全君の1枚になってしまいましたが、その全君が1枚で相手のレフトのスパイクをシャットアウトするなどのスーパープレイも飛び出しました。試合直前まで、全君自身もセッターとライトのトスがあわずかなり苦しんでいたのですが、本番では過去一番といっていいほどセッターとの連携がとれライトからの攻撃で何度も得点することができました。また、リベロの中山君をはじめレシーブやチャンスボールの処理も安定しだしたので、こちらの武器であるセンターのAクイックやレフトへの速い並行トスでの攻撃も機能し、2セット目では1セット目よりも多くの点数をとることができました。 

 試合には残念ながら敗れてしましましたが、内容的には今の天王寺が出せるベストを出し切れたと思います。生徒たちは今回の試合で「全員で協力すれば強豪校相手にもしっかりと点数をもぎとれる」ことを感じられたようで、試合後のミーティングではとてもいい表情で今日の試合で学んだことをどう活かすかといったことを話し合っていました。今回の試合で3年生が完全に引退となるので、これからチームが完全に新チームに移行します。一年生も加わったことによりチーム内のレギュラー争いがより激しくなっています。メンバー全員で競いつつ、コーチの鑛納君や田川君などOBの皆様のお力をお借りしながら精一杯一生懸命にバレーに向き合っていって欲しいなと思います。

(女子観戦報告) 

新チームでの初公式戦で、大阪学芸高校というレベルの高い相手に思うようなプレーが出来ずに負けてしまいました。ブロックとレシーブの連携がうまくいかない場面も多く、今後の課題がたくさん感じられる試合だったと思います。 

今後は、コロナウイルスの影響で試合が少なくなるかもしれませんが、一つ一つの試合が悔いの残らない結果になるよう指導していきたいと思います。 

 

尾崎先生、秋岡コーチ お疲れ様でした。

 

報告ありがとうございました。男子はすでに1年生も活躍しているようですね。女子も元気の良い1年生がたくさん入ったのでこれからも楽しみです。 

一日も早く、コロナが収束して、現場で観戦できる日が来ることを願っております。