女子の練習試合を見てきました

船井 慎互(高33期)

10/13 天王寺高校で市岡高校との練習試合が行われました。

女子の新チームは初めて観戦しました。中々攻撃的なチームで期待感が膨らみます。

センターで1年生の金さんの動きが非常にアクティブで良いと思いました。中学の時はライトアタッカーだったそうで、センターからセミ、A,Cと精力的に打ち込んでいました。サイドアタッカーだったためか腕の振りが大きく、また少しかぶり気味に打つのでいわゆる手打ちになっている。もう少し前でコンパクトなスイングで振りぬければもっと良くなると思う。ブロックにもしっかりと入っており1枚でも止めていました。同じく1年生のレフトアタッカーの溝渕さんも良い。少し前に飛ぶ癖があるようで、試合前半は山中先生からも指摘されていたが、後半になると修正されていたように思います。クロスへもしっかりと打ち抜けていたと思います。ダイナミックな腕の振りから繰り出されるフローターサーブも迫力があり良く決まっていました。アタックレシーブについては横に来たボールにそのまま合わせて手を横に出してしまって弾かれることが多かったのでポジショニングおよび組手やオーバーでのボール処理をもっと練習してほしいところです。彼女もムードメーカー的な存在でやってくれそう。

岡谷さんのサーブは相変わらずよく決まっていた。アタックについても安定感は感じたが、ナイストスでもまだ打ち損じが多い様に思う。セッターは1年生の舞田さん、器用な選手だが、手だけでコントロールしがちで体をしっかりと上げる方向に向け切れていないので、上がる位置に未だばらつきがちがあるが、強気なトス回しをしてくれそうで期待大です。

キャプテンの松井さんは背中から上がるような2段トスに対してもしっかりとタイミングを合わせて打っていたがやはりパワー不足を感じる。きれいなアタックフォームだが、助走からジャンプしてボールをとらえるまでの一連の動きを十分に生かせていないためボールに体重が乗っていない様に感じた。アウトになっても良いので打ち切る練習をしてほしい。

攻撃的な選手が多く、1,2年生のバランスが取れたチームだと思います。部別も頑張ってほしいです。山中先生、お疲れ様でした。