船井 慎互(高33期)
8/10 練習試合を見に大阪学芸高校に行ってきました。
米島新キャプテンが他の選手に指示を出してイニシアチブをとっていることが頼もしく感じました。プレー面でも、しっかりとチームを牽引していました。
大阪学芸はレフトからの平行、ライトからのセミ攻撃、センターからはセミとAクイックも使ってきた。ネットすれすれを狙うサーブも良かった。
米島キャプテンのセンターブロックは非常に高く、ライト側で飛ぶ時もしっかりと相手アタッカーが打つコースを抑えるようにライト側にも手を伸ばしていた。
最近の天王寺のチームは長身のプレーヤーがウイングを打つことが多く、センターブロックがどうしても低くなり攻められることも多かったが、米島キャプテンがセンターに入ることにより攻撃はもちろんのこと、ブロックでもしっかりと抑えてくれると思う。試合ではBクイックも打ってくれた。
ライトにはサウスポーの副キャプテン坂部君が入っていた。彼は高校から始めたプレーヤーなので、まだミート中心の打ち方となっているが、レフトからもなんとか打てているので、慣れてくればもっと決まるようになると思う。
セッターの前田君は丁寧に上げようとしている姿勢は感じられた。いかに冷静にボールコントロールできるかだと思う。
リベロの一ノ瀬君は前のボールへの動きが非常によく、低いボールにもしっかりと体を入れてレシーブですくい上げていた。動きがきびきびとしていてムードメーカーの一面もありさわやかなプレーヤーだ。
今日はエースの坂上君は試合に出場しなかったが、アタック練習ではレフトスパイクに加えてAクイックもよく合っていた。
また、多くの1年生が入部してくれた。身体能力の高い者が多いのにも驚かされた。
藤本君、星田君がバレーボール経験者とのことで、藤本君がAクイック、星田君がレフトからの強打を何本か決めてくれた。藤本君はサーブも良く、無回転サーブのフローターサーブが良く決まっていた。
バレーボール初心者の小山内君、山本君、善野君の動きも良かったと思う。特に山本君は本日試合形式デビューとのことだったが、レフトからの攻撃だけでなく、レシーブでもすでにスライディングで飛び込むような動きも見せていた。それぞれのプレーについてはもちろんまだまだ完成度は低いが、しっかりとボールを見て動けており身体能力の高さを見せてくれた。小山内君は、セッター希望とのことで、今日はセッターとして試合に出ていたが、途中のアタック練習を見た感じでは、すでにボールをとらえるタイミングもつかんでいるようで、アタッカーとしてもやれるのではないか。善野君も軽快な足さばきがいいと思った。
チーム全体としては、まだまだ、プレーに粗さがあり、ネットタッチを取られることも多かった。大阪学芸のサーブが良かったこともあるが、サーブレシーブのミスが目立った。
鑛納コーチ、小橋コーチも駆けつけてくれてサーブレシーブやスパイクなどいろいろと指導してくれていました。尾崎先生、鑛納コーチ、小橋コーチお疲れ様でした。