合宿練習を見てきました

船井 慎互(高33期) 

3/24、3/26と現役の合宿練習を見てきました。 

男女とも練習試合を多く交えて、実践的な練習をしていました。

  3/24(合宿初日)、桃陰会の役員会の後、練習を見に行きました。男子は生野高校と練習試合、女子は八尾翠翔高校・北野高校と練習試合をしていました。 

今合宿のスローガンは男子は「繋ぐ」女子は「不撓不屈」。 

男女とも練習試合には1年生も入れて、実践感覚を身に着けさせようという狙いを感じた。 

3/26(合宿3日目)は夜連を見てきました。 

この日も、大学受験が終わった卒業生(71期)始め多くのOBOGが練習に駆けつけてくれていた。 

 

   奥村キャプテンはすでに声がかれていた。しかし随所に溌剌としたプレーを見せてくれた。 

  OBの高いブロックをしっかりかわす早いトス回しは、精度も上がってきて非常に良いと思った。サーブでも強いアタックサーブで自らがチームを引っ張るという気持ちが全面に現れていた。チームの皆に声を掛けてリラックスさせながら楽しくバレーをやっている姿が印象的だった。

相手をしてくれたOBチームも皆気合が入っていた。レフト、ライト、センターから強打が撃ち込まれ、ブロックも高かった。

   1年生の坂上君は、レフトからもライトからもきちんとミートして打ち込めるようになっていて成長を感じた。

  スローガンにもある通り、ラリーで乱れたボールを如何に攻撃まで繫げるかが課題だと思うが、米島君、出耒君もセッターとの息が良く合っていて、Aや縦のAも決まっていたと思う。田中君もよくミートできていて強いボールを打ち込んでいた。

   エースの荒川君はレフトはもちろん、時折バックアタックも決めてくれ調子は良さそうだ。

   女子については、練習試合の時は、意識して平行トスを使っていてよかったと思う。福田キャプテンのスパイクにも安定感が増してきたと思う。ただし、チーム全体としてスパイクに対するパワー不足を感じた。よいトスが上がっても決定打が打てず、トスが乱れると打てずに返球してしまっていた。 

そのこともあってか3日目の夜連では強く打つためのアタックスイングのチェックをしていた。手に当てるだけのアタックではなく、しっかりと叩きつけるように打つということだと思う。 

また、2段トスに対してしっかりとタイミングを合わせて打つという練習をしていた。ラリーの中では2段トスが上がることも多く、安易に返球してしまうのではなく、アタックで返すことで、相手に十分な攻撃をさせないこともある。また、2段トスのように離れたところから上がってくる難しいボールにある程度対応できれば、通常のトスに対して確実にミートできるという狙いだったと思う。 

身長の高いプレーヤーも多いのでブロック練習ももっと重視してほしいと思った。

女子については、福田キャプテンが練習中に負傷して外れていたことが少し気がかりだが、なんとか部別までには復帰してほしいと思います。

   男バレの堤内コーチからコメントを頂きました。

 

男子は4日間通して、チーム全体で決めた目標、各自が設定した目標を意識してバレーに打ち込んでくれました。普段とは違って練習試合をはじめ、実践形式の練習が増える合宿は、本番に近い状況だからこそ見えてくる自分たちの強みや弱点、課題を再認識することができたと思います。3日目の午後には、直近の部別で対戦した箕面高校を招いて練習試合をしました。今年の天王寺の形をチーム全員が意識した上で、各セットごとに良かった点、悪かった点を話し合いながら良い雰囲気で取り組んでくれました。3日目の夜、4日目の午後はOBとの練習試合でしたがそちらも、勢いのある攻撃と粘りのある守備でOBチームが苦しめられた場面も多々あり、現役のチームの成長を感じました。4月の部別、6月の春季大会に向けてさらなる努力を重ねていってほしいです。僕自身も現役のみんなが目標とするバレーの手助けをしていきたいと思っています。現役のみんな合宿お疲れ様でした。 

 

男女ともよい準備をして部別に臨んでほしいと思います。