船井 慎互(高33期)
1/20男子の新人大会2次予選が大阪工業大学で行われました。
強豪相手にも、果敢に戦ってくれた様です。
1回戦 天王寺vs三国丘 2-0(25-14/25-22)
2回戦 天王寺vs常翔学園 0-2(23-25/15-25)
今回は、堤内コーチから観戦コメントを頂きました。
1試合目の三国ヶ丘戦では序盤を特に手堅くいこうと伝え、まずは荒川くん、田中くんの両エース2人の攻撃力を軸としたこのチームの形をしっかり出すことに重点を置いて戦いました。三国ヶ丘のレフトのコースを狙ったスパイクや軟打に対しての守備が乱れたり、トスが安定しなかったり、全体的に少し動きが良くないなと思う場面があったので、2セット目は常翔学園との試合に向けてパフォーマンスを上げていこうと話して臨みました。結果的にストレートで勝つことができていい形で2試合目につなぐことがでました。
2試合目の常翔学園戦。試合前にスタメンを集め、普通にやって普通に負けていては自分たちの成果にはならないから、相手に「天王寺やるな」と思わせるような戦いをしようと話しました。常翔学園にとっては1試合目ということもあり、序盤からトップギアで攻めていくことを全員で共有しました。すると、1セット目の序盤、田中くん荒川くんを中心としたスパイク、攻めたサーブ、ブロックと次々と得点を重ね、8-3と常翔学園に対し5点のリードを奪いました。タイムアウト後も流れは天王寺にありましたが、徐々に常翔学園の質の高いプレーが増えてきて、17-17で追いつかれました。そのタイミングでタイムアウトを取り、もう一度勝負をかけ、セットを取るチャンスもありましたが、攻めにいったサーブのミスが連続してしまったこともあり、少し及ばず23-25で1セット目を終えました。
2セット目になると常翔学園の選手にも余裕が生まれ、相手のペースで進められてしまい、良いポイントもありましたが、15-25で取られストレート負けとなりました。
結果的には2回戦負けということになりますが、現役のみんなは自分たちが練習してきたことを大いに発揮し、強豪私立を相手にあれだけのプレーができたことは、目標にしている4月の部別、6月の近畿予選に向けて、良い励みとなったことと思います。3月には合宿もあります。さらにレベルアップした天王寺で大会に臨めるように、これからの練習も精一杯励んでほしいです。現役のみんなお疲れ様でした。
練習だけでは、なかなか充分に準備ができないと思います。強豪との試合を重ねることで、良い刺激を得ていくことが個々のレベルアップやチーム力アップを上げる近道ではないかと思います。今後も楽しみですね。堤内コーチお疲れ様でした。