船井 慎互(高33期)
3/29 合宿練習を見てきました。
特に女子に怪我人が多く出ている様でしたが、男女とも実戦を意識した練習で限界まで追い込んでいく姿勢を感じました。
男子では1年生の正セッター奥村君が、ネットに近いパスでも片手で強引にBへ持っていくなど、安易にオープントスに頼らない姿勢を感じた。疲れもあり、アンダーで上げるトスに丁寧さを欠く部分もあったが、いろいろと試している良い様に感じた。
69期のセンター平井君に話を聞いたが、センターでは松久君が良いとのこと。キャプテンの三宅君もラリー中に縦のAを繰り出していく練習をしていた。センターエースの荒川君も調子は良さそうで後衛からのバックアタックも思い切って打っていた。
サーブもキレがよくネット際を狙って打ち込んでいた。荒川君はアタックサーブの練習をしていたのが印象的だった。皆、疲れがありアタックがネットに掛かったり、アウトになったりと粗いプレーも多かったが、安易にチャンスボールを返球するのではなく思い切った攻めの姿勢が見られたので部別でも期待できそうです。
女子は、生野との練習試合をしていました。生野は1部のチームで平行を交えしっかりと攻撃をしてきたが、天王寺もよく拾って繋いでいた。天王寺はエースを含め怪我人が多くベストメンバーではなかったこともあり、攻撃にも決定力は感じられなかったが、それを補うべくセッターが幅を使った攻撃を意識していたのが良かったと思う。福田さんも実戦を通して徐々に良いポイントで打てるようになってきた。
ただし、まだまだ打ちきれないラストボールの返球が甘く、たえず相手から攻め込まれてしまう状況であったので、相手の動きをみてコーナーを狙うなどチャンスボールを与えないような工夫もほしい。
たくさんのOB/OGが集まってくれて熱心に現役の指導をしてくれた。
女バレの湊コーチからコメントを頂きました。
「出来たこととしては、個人個人の技術力アップ。出来なかったこととしては、チームとしての練習。けが人が多くチーム全体の練習は厳しかったですが、個々のレベルアップや普段とは違うメンバーやポジションでの練習ができ、臨機応変に対応することができるようになったと思います。」
部別では、彼女たちの適応力を見せてもらいたいと思います。
山中先生、尾崎先生、向井先生、吉野コーチ、湊コーチお疲れ様でした。