船井 慎互(高33期)
5/14恒例のコーチ会をやりました。
今回は、天王寺 「大衆肉ビストロ ココノスケ」で 顧問の先生にも入ってもらってバレーボールを熱く語り合いました。
参加メンバーは以下の通りです。
男子コーチ:山上コーチ(67期)、吉野サブコーチ(68期)
女子コーチ:湊コーチ(68期)
顧問の先生:山中先生、向井先生、尾崎先生
OB:酒田君(51期)、廣瀬君(53期)、船井(33期)
先日の部別では、男子が1部残留、女子が3部残留でした。
1年生の新入部員には男女とも経験者が多く入部してくれました。
女子は3部ですが2部との実力差はそれほど感じません。
今回もコーチからいろんな話を聞けました。
(吉野サブコーチ)相手のアタッカーがセンターから打ってこない状況であれば、思い切ってブロッカーをレフト側につく様に指示を出すことがある。
(山上コーチ)メンタルが弱いために緊張してレシーブミスをすることがある。
(船井)実際にプレーをするのは選手自身であるから、キャプテンを中心に選手たちが自発的に考えてプレーできるチームが強いチームだと思うが、試合中は、選手たちはどうしても自分達のプレーに精一杯で相手を見る余裕がないので、しっかりと相手の攻め方の癖や弱点などを見極めて対策を指示してやれれば、たとえ負けている展開でもしっかりと勝利へのモチベーションを維持できるはず。ベンチが自信をもって戦っている姿勢を示せば選手も安心してミスも少なくなるはず。
最近はVリーグのテレビ放送でもタイム中に監督が選手に話しかける様子も流されるが、技術的なアドバイスに加えてメンタル的な激励が多いと思う。先日の部別の時にも、大塚が上宮にリードを許している時にコーチから選手に対して、「自分達がやってきたことを信じてやりなさい」というアドバイスをされていた。
(山中先生)自分もコーチの時の方が、今より厳しく接していたと思う。
(船井)前顧問の河野先生は、選手に対して毅然と接しておられたと思う。 特にバレーボールへの取り組み姿勢を厳しく指導されていた。
(山中先生)湊コーチの技術指導のおかげで、選手がうまくなったと思う。今後、自分としては、主に1年生を見て、湊コーチには2、3年生を見てほしい。最近は練習試合を多くするようにしている。
(船井)練習には、機械的に繰り返し行って体に覚えさせる方法と、刺激を与えて体に気づかせる方法があると思う。特に強豪との練習試合は、たとえ勝てないとしてもいい試合ができれば、自信にもつながり自分達の勝ち方に気づくはず。
(向井先生)女子は球際に弱く非常にスロースターターで、どうしても勝ちたいと意識が少ない様に思う。相手も同じ高校生。特に公立高には負けられない。
(船井)守りに入って自滅してしまうことも多い。攻めるという意識を強く持って臨めば、相手にもプレッシャーがかかっていくはずでリズムにも乗っていける。特に女子はサーブという武器があることにもっと自信を持つべき。また、エースの加藤さんの後衛からのバックアタックをもっと使ってはどうか。
(湊コーチ)体力的なことも考える必要がある。
(向井先生)勝つためにはどうしてもレギュラーの3年生を使い勝ちになる。
(船井)いつも同じメンバーでマンネリ化する場合もある。次のチームにうまく繋いでいくために、また2年生を入れることで刺激にもなり、支えなければという意識が起こってチームに良い影響を与えるはず。
(吉野サブコーチ)アタッカーの打てるツボが少ない。
(廣瀬君)自分達の時は、トスが悪いと言って打たないとコーチから叱られた。
(船井)器用にミートして返すだけではなく、強打してもコートに入ることを体に覚えさせることが重要。男子はフローターサーブばかりでアタックサーブを打つ者がいないので相手に慣れられてしまう。攻撃のバリエーションを増やすためにもエースには是非挑んでもらいたい。離れたトスをアタックする練習にもなるはず。アタッカーがサーブレシーブやアタックレシーブに参加しないというやり方も、打てるツボを少なくしている要因だと思う。自分でレシーブを上げて自分で打つというのは、タイミングが取りにくいこともあるが、むしろ万全でない状態で打つ練習になる。アタックには調子の波があるが、レシーブは比較的少ないので、アタックで調子が悪い時はレシーブでリズムを掴むこともできる。
(廣瀬)(特に)オープンアタッカーにはそういうことが言えると思う。
(酒田)エースの前川君ならアタックサーブを打てるのではないか。こうしたコーチ会は年2回程度やってもいいのではないか。
(尾崎先生)次の近畿予選で初めてベンチにはいることになる。選手には悔いのない試合をしてほしい。
皆様お疲れ様でした。6/4からの近畿予選も頑張って下さい!